産院で紹介された赤ちゃんの入浴法。長男の時とは変わっていたのですが、そのお陰か、次男は今まで肌トラブルなしで1歳になりました。最新の研究結果を踏まえたお肌に優しい新しい入浴法だということなので、ブログで紹介したいと思います。
その名も「あわ沐浴」。
聞いたことありますか?なんとお湯に浸からせずに、泡で優しく洗う入浴方法なんです。そしてお肌にも優しい!そして何より楽!!!詳しく見ていきますね。
二歳差二人育児のワンオペ入浴法はこちら!二人目が生まれた瞬間から1歳になるまでのお風呂の入れ方を、時期別に説明していますのでぜひ参考にしてみてくださいね。
赤ちゃんの最新入浴法「あわ沐浴」
あわ沐浴の目的
- 身体をきれいにして、感染予防
- 循環を良くして新陳代謝を促す
- 全身観察をして皮膚トラブルの早期発見
- 赤ちゃんとのコミュニケーションを、はかる
という従来の沐浴の目的に加えて、
⑤皮膚のバリア機能を高め、皮膚トラブルを予防する
という目的があります。
皮膚トラブルとは、アトピー性皮膚炎、とびひ、水いぼなどの皮膚感染症、よだれかぶれ、おむつかぶれなどの接触性皮膚炎などのことを言います。
この皮膚トラブルによって弱くなった皮膚からアレルギー物質を吸収して、食物アレルギーにつながるといったことも発見されているようです。
現在多くなっている、食物アレルギー。「あわ沐浴」によって強い皮膚にしてあげることで、食物アレルギーの予防になるともいわれています。
従来の沐浴とあわ沐浴の違い
- お湯に長く浸かると、赤ちゃんの皮膚表面の水分を奪い、乾燥しやすくなる。→お湯につけず、シャワーを効果的に使う。
- ガーゼで洗うと肌を傷つける。→手と泡で優しく洗う。ガーゼは使わない。
- かけ湯が少ないので、すすぎ残しがあり皮膚トラブルの原因となる。→シャワーを使いしっかりとすすぐことができる。
- 沐浴後、何もしないことで肌の乾燥を助長する。→乾燥に対して、全身にしっかり保湿する。
赤ちゃんの保湿はしたほうがいいの?
約150年前に比べて.現在の湿度はなんと20%も下がっているようです。
乾燥による皮膚トラブルは増え続けているので、毎日の保湿は赤ちゃんにとって必要なものだとされています。
産院の助産師さん曰く、このあわ沐浴を取り入れて、しっかりと赤ちゃんに保湿剤を塗るようになってから、赤ちゃんの肌はびっくりするくらいきれいになったとおっしゃっていました。
赤ちゃんのすべすべもちもちのお肌。守ってあげたいですよね♡
あわ沐浴の準備物品
- お風呂マット
- 全身用のベビーソープ、シャンプー(赤ちゃん用の泡タイプのもの)
- バスタオル
- 着替え、おむつ
- 保湿剤
- 綿棒
- 掃除用のスポンジ
保湿剤は産院でもらった「ママ&キッズ ベビーミルキークリーム」。塗ってもベタベタにならず程よいしっとり感。匂いもなく、おすすめです。
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あわ沐浴の手順
- 全身にシャワーで、お湯をかける。
- 泡で顔を優しく洗う。
- 手で顔の泡を撫でるようにとり、最後はあごを引いてさっと顔にシャワーをかけ、泡を流す。
- 頭を、ごしごし。
- シャワーで、あわが残らないように流す。
- 体もあわあわ。脇や首、手のひらは念入りに。
- 脇の下を持って腕に赤ちゃんの身体を腕に乗せてひっくり返す。
- 背中とお尻もあわあわ。
- 背中に打たせ湯。完全に泡が残らないように流しましょう。
- 最後に泡残りがないかチェック!なければ出来上がり!!
保湿の手順
- おさえ拭きでタオルドライ。
- 保湿クリームを顔、身体、腕、脚、背中、お尻にたっぷりと。
- 全身がツヤツヤ、テカテカになるくらいたっぷり塗ります。
保湿剤の量は関節ごとに500円硬貨大を目安に、肌が濡れたようにツヤツヤ光るくらいが適当です。
ぬりこまないで、2〜3往復くらいで十分です。
あわ沐浴の注意点
- ぐったりして元気がないとき
- 母乳やミルクの飲みが悪いとき
このようなときは、温かいタオルでさっと拭いて着替えさせましょう。オムツかぶれが気になるときは、お尻だけ軽く洗っても良いですね。
あわ沐浴の結果と感想
そしこちらの写真が、あわ沐浴を続けた次男のお肌です。
長男の時は従来の沐浴法でお風呂に入れていたのですが、この時期はほっぺたが真っ赤になるくらい乾燥していました。次男は打って変わってツルツルツヤツヤ♡現在1歳3ヶ月になりますが、乾燥知らずのツルツルお肌継続中です。体質が違うだけと言われれればそれまでですが、「あわ沐浴」試す価値はあると思います。
あわ沐浴を退院後実際にやってみたのですが、ベビーバスを使って沐浴をしていたときと比べて、とっっっても楽でした!!
ベビーバスに適度な温度のお湯を準備して、掛け湯を準備して…って結構大変ですよね。後片付けまた大変・・・
あわ沐浴は準備も片付けもとっても簡単!シャワーで泡もきれいに流すことができるので、普通の沐浴よりもあわ沐浴の方が私はオススメです。
あわ沐浴は、2〜3歳まで続けるのがベストみたいです。肌が弱い人ならば成人まででもOK!と説明されています。
お風呂に浸かることって絶対な気がしていましたが、案外そうじゃないんですね。お風呂嫌いな子どもを無理矢理浴槽に入れるってことも、もしかしたら不要なことなのかもしれません(・_・;
冬は「あわ沐浴」だけでは寒い?
次男が6ヶ月以降は、長男と一緒にお風呂に入れるようになったため、湯船に浸からないしっかりしたあわ沐浴は行えていません。
それに最近はお風呂場がとっても寒い・・・なので、すこーしだけ長男、次男、私でお風呂に浸かっています。やっぱり温まりますしね。
あまり長い間お風呂に浸かってしまうと乾燥の原因になってしまうので、あくまでも少しだけ♫「あわ沐浴」のパンフレットには、3歳くらいまで「あわ沐浴」で良いとされていました。夏は楽だし今年も「あわ沐浴」かな〜と思っています笑