子育て・教育

【必読!】熱性けいれんの対処法 けいれんが起きた時にまずすること・気をつけること

2歳の長男、昨日夕方急に39度の熱。その夜初めての熱けいれん。怖かった。「けいれん起きても慌てて救急車は呼ばなくていい」って情報だけ頭にあって、どう対応したらいいか全くわからず。本当に焦った。熱出た時はけいれんの対処方法もちゃんとチェックしておこう。

去年の話ですが、2歳の長男が初めての熱性けいれんを起こしました。

初めてのことで大パニック!人生初の救急車にも乗りました。その時次男は生後2週間・・・里帰りしててよかったと心から思いました。

夏に流行るウイルスは熱性けいれんを起こしやすいウイルスが多い」とのことなので、皆さんもご注意を!

0歳〜6歳の子どもがいる方は特に必見です!

追記:

2018年12月に2度目の熱性けいれん発生。息子3歳6ヶ月。けいれんが5分以上続いたので♯8000に電話➡︎繋がらず、119で救急車要請。

追記(2021.5)

2度目の熱性けいれんが起きたとのことで、詳しく検査をすることに。MRIと脳波の検査を受け、てんかんとの関係性を調べました。検査結果として、特にてんかんが起きているわけではなく、シンプルな熱性けいれんが起きやすい体質とのことで診断。現在は38度以上になるとけいれんの予防薬であるダイアップのお薬を飲んでいます。ダイアップのお薬を飲むようになってからは熱性痙攣は今のところ一度も起きていません。

熱性けいれんとは?

発熱に伴って起きるけいれんのことを熱性けいれんと呼びます。発熱は38℃以上で、生後6ヶ月から6歳くらいまでの乳幼児に多く見られます。意識障害を起こすこともありますが、原因がはっきりわかっている脳炎・脳出血・てんかんとは区別されています。

けいれんは突然起こることが多く、身体を硬くして手足がガタガタ震えるものです。目は上向きになり白目をむき、意識障害(呼びかけに反応せず、顔色が悪くなる)を起こしたりするので、初めてお子さんがけいれんを起こすとパニックを起こしてしまう人もいます。

ですが、生後6ヶ月から6歳くらいまでの子供100人に数人起きるもので、珍しい症状ではありません。また、熱性けいれんで後遺症が残ったり、死亡してしまったりすることはほとんどありません。

熱性けいれんを起こしたら。知っておきたい対処法 | いしゃまち

こんなに高確率で痙攣を起こすんだということを、息子が痙攣になったことで初めて知りました。そして、遺伝的なものもあるようです。現に私も幼少期軽い痙攣を起こしたことがあるようです。母曰く、今回の息子の痙攣とは規模が違ったと言っていましたが・・・

初めて実際に見た痙攣は衝撃で、本当にパニックでした。目は合わず、話しかけても反応なし。子育てをしてきた中で一番背筋がゾッとしました。

熱性けいれんになった時の対処方法

けいれんが起きると気が動転して焦ってしまいますが、落ち着いてするべきことが沢山あります。焦ってパニックになっていると大切な情報を診察の時に医師に伝えることができなくなってしまいます。落ち着いて時間やけいれんの様子をチェックすることが大切です。けいれんの様子を動画で撮っておくと診察の際参考になるみたいです。

①平らなところに寝かせる!

②嘔吐がある場合は、顔を横に向ける!

吐いたものが喉に詰まらないように横に向けましょう。

②けいれんが続く時間をチェック!

病院に行ったら必ず聞かれます。数分で収まるけいれんであれば問題のないことが多いようです。私はパニックに陥り、全く時間の感覚がなく、何分くらい続いたのかも答えられませんでした。

③けいれんの様子をチェック!

これも病院で必ず聞かれます。手足の動きに左右差がないか、目の位置、顔色などをチェックしておきましょう。

救急車を呼ぶ?病院に行くタイミングは?

救急車を呼ぶのは、

  1. けいれんが5分以上続くとき
  2. 発作が治まっても意識の戻りが悪いとき
  3. 2度、3度とけいれんが続くとき

息子の場合、1度目のけいれんが終わった後も反応がなく、15分後くらいに目の位置がおかしくなり、呼びかけにも反応しないという2度目のけいれんが起きたので、救急車を呼びました。

怖かった・・・。

初めてけいれんを起こしたときや、けいれん時の手足の動きに左右差がある場合もできるだけ早く救急医療機関などで受診する必要があるようです。

“りんこ­”
“りんこ­”
救急車をすぐに呼ぶかどうかはお医者さんによってもいろんな意見があるみたい。かかったお医者さんはとても親切で、怖かったらすぐに救急車を呼んでくれても大丈夫だよ。と言ってくれました。
“ぶどうくん”
“ぶどうくん”
ただし、救急車をたくさん使ってしまうと本当に必要な人が使えなくなってしまう可能性があるので、できるだけ相談窓口を利用した方がいいかなとも思うよ!

こども医療でんわ相談 ♯8000

短縮ボタン♯8000を電話でプッシュすると、住んでいる都道府県の相談窓口に自動転送されます。夜間や休日、子どもの怪我や病気でどうしたらいいかわからないときに使うことができ、小児科医師や看護師につながり、具体的なアドバイスをもらえます。携帯からももちろんつながる!

我が家の場合、けいれんが起きたのが夜中だったので、まず♯8000に連絡しました。すると、今の子供の様子を聞いた上で今後の指示を冷静に出してくれました。現在緊急で見てもらえる病院も教えてもらえます。本当にありがたいサービスです!

最後に

息子が熱性けいれんになった時、私の頭にあった熱性けいれんの情報は、「熱性けいれんが起きてもすぐに救急車を呼ばなくてもいい」という情報だけでした。(何かの子育て講義みたいなので聞いた)

熱性けいれんの対処方法などは全く覚えておらず、チェックもしていなかったので、けいれんが起きている間はただただパニック、ただただ焦っていました。

なので、病院に着いて医師にけいれんの様子を聞かれた時は困りました。きちんとチェックしていなかったので曖昧なことばかりしか言えませんでした。

熱性けいれんの対処方法はそんな難しいこともなく、情報として知っているだけで落ち着いて対応できると思います。私のようにパニックになって大切な情報を見逃さないよう皆さんはお気を付けくださいね(;_;)幸い息子はあっという間に元気になりました♫

追記:

2018年年末に2度目の熱性けいれんが発生。旦那もおらずとても怖かったですが、一度経験していたのと、熱性けいれんが起きた時の対処法を確認していたので落ち着いて対処することができました。

熱が出ている時は熱性けいれんが起こる可能性があります。寝ている状態から起こることもあります。というか、息子の場合2度とも寝た状態からけいれんが起こりました。熱が出ている時は近くでできるだけ見守れるようにしておくことが重要だと学びました。